2019年7月22日月曜日
ある県で開催された大学生対抗麻雀大会で初代優勝をした僕が語る勝負論 -プロローグー
とある田舎の大学に通ってる普通の大学生だった。麻雀やパチンコ・スロットなどのギャンブルに明け暮れてる日々、
よく麻雀を一緒にしてる友人に誘われて雀荘主催の県内大学生における
頂上を決める麻雀大会に出ることにした。
催しが初めてということで優勝すればその県の初代チャンピオンになれる
ということで結果、自分が優勝してチャンピオンに。
っていうことを、急に思い出した。
20年ぶりに。
きっかけはプロゲーマーの梅原がアップしてるyoutubeの動画の中で
彼が過去最大にリスペクトした人をゲストに呼んで
対談してるという内容を見たとき。
リスペクトをしてる人は太刀川という一風変わった苗字の人で
その人をやたら褒めるんですね、梅原が。
太刀川さんは初代スト2ダッシュの全国大会優勝者ですごい人だと。
その話の中には当時スト2全盛期の中で多くのトッププレイヤーから
一目置かれる存在だったこと。
梅原がゲームセンターでいくら強くても、太刀川さんの連勝記録を塗り替えようが
梅原は「強い」という評価に対して太刀川さんは「凄い」という評価だそうで
いくら強くても皆の記憶に残るのは太刀川さん。
見せるプレイ、魅了するプレイの大事さを学んだという話をしてました。
※太刀川とは http://fgamers.saikyou.biz/?%E5%A4%AA%E5%88%80%E5%B7%9D#.XTVb6-j7SM8
当時自分もスト2をリアルタイムでやってた世代で
年齢的には太刀川さんと梅原の間です。(おっさんです
その時代はインターネットが無くて情報が一般化されてない状況でした。
"ガイル封印"だったり"真空投げ"だったりが有名ですが、
バグだったりハメ技だったりが噂話で聞いたり実際対戦で食らったり、
プレイを見て技を盗んだり。
ほとんど経験値からくるプレイスタイルで人によって全然動きが違くて、
定石がない自由なプレイスタイルでゲームが出来た時代でした。
それに比べて、今なんかはみんな同じ連続技を使う、
同じような状況で同じように動くし練習環境が整ってるため皆上手。
ま、Youtubeの動画でトッププレイヤーを参考にするからこそ
みんな定石通りやって強くなってる人が多いと思う。
それがどーこうって事ではなく、自分もゲーム動画を見て参考にし、
最適な動作を心がけようと練習し実践してることがほとんどで、
当たり前だと思うし別に何も思わなかった。
ところが、梅原が言った「強さ」ではなく「凄さ」って話に
太刀川さんが返した話が
「当時は他人と同じプレイをするのが嫌で、ちょっと変わったことばかりやってた」
「太刀川というプレイスタイルを人に見せたかった」
これを聞いたときに定石通り強いプレイをするだけで勝っても人は魅了されない
想像を超える何かを求める姿が結果「凄い」につながるんだろうな
って思いながら強烈にフィードバックした記憶が
「学生対抗 初代チャンピオン」
でした。
続く
登録:
コメントの投稿
(
Atom
)
0 件のコメント :
コメントを投稿