2017年10月5日木曜日
flashAirに固定IPを設定する一番簡単な方法
とある使い方をしたくてflashAirを購入したものの当然個人向けなので簡単な使い方しか出来ないことがわかったので
自作プログラムを作成してflashAirを活用しようと。
そのときにどうしてもDHCPを使わずに固定IPが必要になったので
そのやり方を。
①パソコンにflashAirを接続
②エクスプローラーでflashAirのフォルダを開く
※フォルダオプションで
「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」をチェック必要
③隠しフォルダ SD_WLAN を開く
④中にあるCONFIGファイルをメモ帳などのテキストエディタで開く
⑤標準では無いパラメーターを追加
※IPは各自でふって下さい
DHCP_Enabled=NO
IP_Address=XXX.XXX.XXX.XXX
Subnet_Mask=255.255.255.0
Default_Gateway=XXX.XXX.XXX.X
Preferred_DNS_Server=XXX.XXX.XXX.XXX
Alternate_DNS_Server=XXX.XXX.XXX.XXX
⑥保存してカメラに挿入
おしまいです。
ちなみにパラメーターの説明
- DHCP_Enabled:DHCPクライアントの有効化
- IP_Address:IPアドレス
- Subnet_Mask:サブネットマスク
- Default_Gateway:デフォルトゲートウェイ
- Preferred_DNS_Server:優先DNSサーバ
- Alternate_DNS_Server:代替DNSサーバ
プロキシ設定が必要なら
- Proxy_Server_Enabled:プロキシサーバの有効化 Proxy_Server_Enabled
- Proxy_Server_Name:プロキシサーバ Proxy_Server_Name=XXX.XXX.XXX.XXX
- Port_Number:プロキシサーバのポート番号 Port_Number=8080
さて、ここからは更にマニアックですが、
パソコンからネットワーク越しにflashAirのファイル操作がしたい場合は
パラメーターの追加が必要です。
- WEBDAV=2
- UPLOAD=1
※WEBDAV=2にすることでファイルの書き込み読み込みが可能になります。
ただし、UPLOAD=1も一緒に記載する必要有り
ここまで出来たら固定IPがふられたカメラの中身を
パソコンから操作することが出来ます。
読んだりコピーしたり削除したり!
簡単なのでお試しあれ
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