2023年6月2日金曜日

Excelで#NULL!エラーに出会ったらどうする?その原因と対処法を簡単にご紹介します


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Excelは、データを入力したり計算したりグラフを作ったりできる便利なツールですね。でも、使っているときに「#NULL!」というエラーメッセージが出てきて困ったことはありませんか?このエラーは、数式の参照範囲に問題があるときに出るものです。この記事では、なぜ「#NULL!」エラーが出るのか、そしてどうやって直せるのかを、初心者の方でもわかりやすくお伝えします。


## 「#NULL!」エラーが出る理由

「#NULL!」エラーは、「指定した2つのセル範囲に共通部分がない場合」に出ます。共通部分とは、2つ以上の範囲内のデータが重なっている、ワークシート内の場所です。


例えば、「=SUM(A1:A5 B1:B5)」という数式では、A1からA5までのセル範囲とB1からB5までのセル範囲の合計を出そうとしていますが、これらの範囲には共通部分がありません。だから、「#NULL!」エラーが出てしまいます。


このように、「#NULL!」エラーは、数式で正しくない範囲演算子を使っている場合、または範囲参照の間に論理積演算子(空白文字)を使って共通部分のない2つの範囲の論理積を指定している場合に出ます。論理積演算子とは、2つのセル範囲の重なっている部分だけを指定する演算子であり、空白文字で表されます。


例えば、「=SUM(A1:A5 A3:C3)」という数式では、A1からA5までのセル範囲とA3からC3までのセル範囲の重なっている部分(A3からA5まで)の合計を出します。


## 「#NULL!」エラーを直す方法

「#NULL!」エラーを直すには、数式や関数を入力したセルや、参照しているセルに間違った範囲演算子や論理積演算子が含まれていないか確認してください。


もし、正しくない範囲演算子を使っていた場合は、次の文字を使ってください。


- 数式で連続するセル範囲を参照する場合は、最初のセルと最後のセルをコロン(:)で区切ります。例えば、「=SUM(A1:A10)」は、セルA1からA10までを含む範囲を参照します。

- 共通部分のない2つの領域を参照する場合は、論理和演算子としてカンマ(,)を使います。例えば、「=SUM(A1:A10,C1:C10)」は、セルA1からA10までとC1からC10までを含む2つの範囲を参照します。


もし、共通部分のない範囲間に空白文字を使っていた場合は、範囲が交差するように参照を変更するか、カンマに置き換えてください。例えば、「=SUM(A1:A5 B1:B5)」という数式では、「#NULL!」エラーが出ますが、「=SUM(A1:A5,B1:B5)」や「=SUM(A1:B5)」とすればエラーが直ります。


もし、数式自体に間違いがある場合は、数式の構文や引数(ひきすう)を確認しましょう。引数はカンマで区切られた値や範囲であり、関数ごとに必要な引数の数や種類が決まっています。引数の指定方法については、関数ウィザードやヘルプ機能を利用すると便利です。


## 「#NULL!」エラーを見せない方法

「#NULL!」エラー判定が出る可能性があり、エラーが出たときには空白のセル(何も表示されていないセル)にしたいこともあるかもしれませんね。その場合はIFERROR関数を使ってみましょう。


IFERROR関数では、1つめの引数に「エラーが発生したかどうかを判定したい数式」を指定し、2つめの引数に「エラーが発生したときに表示させたいデータ」を指定します。例えば、「=IFERROR(SUM(A1:A5 B1:B5),"")」という数式では、「=SUM(A1:A5 B1:B5)」という数式でエラー判定が出るかどうかを判定し、もしエラーが発生したら空白("")を表示します。


IFERROR関数では、「#NULL!」エラーだけでなく他の種類のエラーも見せなくできます。ただし、これはあくまで見た目上の対処法であり、本質的な解決法ではありません。可能であれば、エラーの原因を探して修正することをおすすめします。


## おわりに

「#NULL!」エラーは、Excelで数式や関数を使う際に出会う可能性がある一般的なエラーです。この記事では、「#NULL!」エラーが出る理由と直す方法についてお伝えしました。Excelで計算結果が思った通りに出ないときは、この記事を参考にしてみてくださいね。エラーに対処できるようになると、楽しく効率的な作業ができるようになりますよ。

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